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機械式時計では最高峰!?〈オメガ〉“スピードマスター”、新作の驚異的な機能とは？
大人の風格出しに一役買ってくれるアイテムのひとつが時計。時計好きであれば、見た目はもちろんムーブメントも気になるところ。特に機械式時計の機構にロマンを感じる人は多いはず。なんてったって、そこには長い年月をかけて培われた職人による技術が詰まっているんだから。最近は高い技術を持つ時計ブランドが増えているけど、中でも抜きんで出ているのが〈オメガ〉だ。オリンピックの公式タイムキーパーを29回も務めるなど、その性能は折り紙付き。で、そんなブランドから新たに驚異的な精度を誇る“スピードマスター スーパーレーシング”が登場する！

新作のなにがすごいかというと、日差が0から＋2秒に収まっていること。厳しい精度テストを乗り越えた“クロノメーター”でさえ平均して日差－4から＋6秒の誤差があるといわれているから、違いは一目瞭然。

そんな精度の高さを叶えたのが、時計の心臓部ともいえるテンプに採用された“スピレートシステム”。そこに使われた新しいシリコン製のヒゲゼンマイと、テンプ受けにある独自の調整機構によって、優れた剛性が生まれている。要は、針を正しく動かすのに必要なパーツが、今まで以上に高性能になったってこと。そんな最新技術を、サファイアクリスタル製のケースバックから眺める時間は、楽しみのひとつになりそう。

ベゼルリングはブラックセラミック製。タキメータースケールにもイエローが使われている
デザインは2013年に発売された“シーマスター アクアテラ 15,000ガウス”をオマージュしたもの。文字盤はブラックがベースで、精悍かつスタイリッシュな印象に。インデックスのほか、クロノグラフ針と9 時位置のストライプのスモールセコンド針にはイエローが使われていてメリハリのある配色にも仕上がっている。

“スピードマスター”と同じフォントの数字がお目見え
また、6時位置には“シーマスター アクアテラ 15,000ガウス”の10周年を祝うように、“10”の数字が月に1度表示される仕掛けがある。これはファンにはたまらない演出だろう。

リッチ感あふれるブラックのウォッチボックスに、イエローのステッチが施されている
モノトーンコーデのアクセントにもなりそうな1本には、文字盤と同じ色使いのナイロン製ストラップも付属。大人のスポーティースタイルを格上げしてくれる存在としても重宝する。最高水準の性能にアップデイトされた〈オメガ〉の新作を腕元で体感してみて。

偉大なジャズミュージシャンに捧げるオリスの限定モデル

温かな雰囲気にぴったりのブラウンは腕によく馴染みます！
一瞬、ドレスウォッチかと見間違うほどのシンプルな佇まい。実はコレ、ORIS（オリス）が長年温めているジャズミュージシャンと展開するリミテッドエディションなんです。

第17作目として登場したのが、20世紀を代表するジャズミージシャンの一人であるデクスター・ゴードンへのオマージュを捧げる「DEXTER GORDON LIMITED EDITION（デクスター・ゴードン リミテッドエディション）」。

クラシカルな面持ちと温かみの雰囲気は、氏の人間性をデザインとして反映させていることから作り出されているのだとか。であれば。ブラウンはうってつけのカラーだと言えます。ディテールにもこだわり、12時位置のインデックスはテナーサクソフォーンの奏者であったことからサックスのリードの形を模しています。ケースバックには「Long Tall Dex」と彼のニックネームが刻印されます。

「私にとってジャズは生きた音楽です。人々の感情、夢、希望を表現してきた音楽です」という彼が残した言葉のように、多くのジャズや時計のファンを魅了するこの時計はとてもよく腕に馴染むことで、良質なジャズのようにオーナーの生活を豊かにしてくれることでしょう。